【書評】仕事?結婚?ココ・シャネルに学ぶ自分らしく生きるヒント

こんにちは。さかもとみか( @mica_clip )です。

山口路子さん著作の「女性の生き方シリーズ」。オードリー・ヘップバーンに続き、ココ・シャネルを読みました。

今もシャネルというブランドは多くの女性にとって憧れですが、デザイナーの人物像を知っている人は少ないのでは?

個性的、独創的で絶対に自分の信念を曲げない強気なシャネルだけれど、ときに弱く孤独になる一面もあり、同じ女性として共感できるところがいっぱいありました。

ざっくり概要

シャネルの言動に対する著者さんの考察をベースに構成されています。

シャネルが駆け出しデザイナーとしてスタートした当時は俗に言う「玉の輿にのる」ことが女性の幸せだと考えられていた時代。夫のお金で綺麗に飾り立てる女性たちを忌み嫌うシャネルは持ち前の自立心と野心で、仕事をどんどん成功させていきます。

ウエディングドレスを拒んだ、というくだりが文中にあるのですが、シャネルはデザイナーとして大成する一方で現代の女性と同じように「仕事か結婚か」の選択肢の狭間で苦しむこととなります。

今もシャネルというブランドは女性にとって憧れだったりしますが、そこまで登り詰めるには孤独や寂しさ、妬み嫉みなど一切合切を引き受け、ときに人の情すら切り捨て…という並々ならぬ覚悟があったんですね。

単なるサクセスストーリーではない。どちらかというと武勇伝?奮闘記?のような感じです。バシーンと喝を入れられる気持ちになります。

こんな人におすすめ

・ココ・シャネルというブランドが好き
・自分らしい人生を歩みたい、仕事で大成したい
・他人の言動に振り回されがちで芯を持ちたい

心に残ったフレーズ

※グレーの枠内はすべて「ココ・シャネルという生き方」から引用した文章です。
 

夢を叶える、と決意する

苛酷な環境のなかでシャネルは「自由」を夢見た。自由を手に入れるためにお金持ちになることを夢見た。毎晩毎晩夢見た。いつかそれを実現する、と決意していた。そう、それは「決意」であり、いつか実現したらいいなあ、程度の生ぬるいものではなかった。そこが他の少女たちと決定的に違った。

意外にも幼少期はあまり幸福とはいえない環境で育ったシャネル。ベースにあるのは反骨精神。参考になるのは「決意していた」点。こうなったらいいな〜ではなく、こうなる!と腹をくくっていたといいます。

「あわよくば」でもなく「できれば」でもなく。お金持ちになるという決意。夢を実現する人、しない人の差はここにあるのかもしれません。
 

傲慢な人間であれ

「謙虚」の裏には、ごまかしがひそんでいる場合が多い。楽な道を選ぶ姿勢、ときには逃避さえもが、ひそんでいることもある。

「傲慢」でいることは、逃避やごまかしを捨て去ることだ。ときには謙虚でいるよりもずっと、自分に厳しくあることを強いられるのだ。

謙虚が美徳とされる日本人へ、バシーンと痛烈な一撃。「シャネルが友達だったら大変そう…」とも思いますが(笑)、他人と衝突した際にとりあえず場を収めるために謝ったり、自分を下げることで相手を立てるような発言、やりがちですよね。

わたしが住んでいるアメリカは自己主張の国で、誰も「空気を読む」「意図を汲む」なんてことはしてくれません。発言を控えることは、ただ自分を不利にするだけのこと。

他人の顔色ばかりをうかがっても何も変わらないのが事実です。
 

女友達は多くなくていい

どこまでも対等で、本気で喧嘩ができ、それでいて相手が苦しんでいるときは駆けつける。このような友を持つことは、運命の男に出逢うのと同じくらいに奇跡的だ。だから出逢えたら大切にする。しかし、それ以外なら、いらない。

謙虚のくだりと通じるところがありますが、今度は「八方美人」にパンチ!

面白い、の定義は人それぞれだと思いますが、退屈だ…と心の中に思いながら、その相手と過ごすことって何の意味があるのかというのは、わたしも同じ意見です。

摩擦を怖れすぎてはいないか。言いたいことも、言うべきことも言わずに過ごしてはいないか……。もしも相手と深い関係を築きたいなら、うわべだけの言葉、偽りの薄ら笑いをやめなければならない。

これは女友達だけじゃなく、人間関係全般に言えることですね。

前向きなことを言い合って、楽しい時間を過ごして…というだけが関係を保つ術ではない。わざわざ衝突する必要はないし、自分の意見ばかりが正しいと思うのは危険ですが、「摩擦を恐れすぎない」という意識は大事かも。
 

結婚に依存する女に未来はない

「結婚……人は安心や名誉のために結婚する。そんなことはあたしにとって興味がない。あたしはメゾン・シャネルを見捨てることはできなかった。あたしが持っているただひとつのもの。あたしが自分の手で作り上げた、ただひとつのものなのだから。
あたしは自分で引いた道をまっすぐに進む。たとえ退屈になっても、自分が勝手に選んだ道だからこそ、その道の奴隷になる。

生涯独身だったシャネルですが、恋多き女性だったこともあり、何度か「結婚」を考えるタイミングが訪れたそうです。

自立心とある程度の経済力があれば、結婚に振り回されることは無くなるんですね。シャネル強い!それにしても時代が変わっても女性の悩みってあんまり変わらないものだなー。
 

自分のためにそれをする

「誰かのため」に何かをすることは必要だし、すべきだ。けれど、結果としてそれが「誰かのため」になったとしても、原動力は「自分のために、それをする」でなければならない。それがほんとうのところだし、それがあれば、マイナスのことが起きたときにも、ちょっとやそっとのことでは倒れない。

一方で「自分のため」だけに何かをやるのって、限界がくるなーというのも個人的に感じていることです。「何かを、誰かのために『自分がそうしたいから』やる」というのがしっくりきます。流される中にも意志はあるということです。

選択の判断を他責にすると、うまくいかないときに自分で立て直すことができない。
 

人生の一番は一つだ

「人生に一番を二つ持ってくるな」。結婚を一番にしてもいい。ならば仕事は二番だ。一番に命懸けで取り組んでいる場合は、一番が二つというのはあり得ない。仕事も家庭も両立させています、と得意そうに言う人がいるが、私は疑問に思う。厳密には両立するはずがない。どこかに皺寄せがいっているのに気づかないでいるか、それとも、両方とも「ほどほど」なのか、どちらかだ。

 
わたしはこのフレーズが好きでした。二つとないから「一番」なんですよね。よくばりになるのは結構だけど、優先順位はつけていかなきゃ。結局何もかもが中途半端になってしまう。
 

まとめ

以下は、シャネルの言葉で特に好きだったフレーズです。

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二十歳の顔は自然がくれたもの。

三十歳の顔は、あなたの生活によって刻まれる。

五十歳の顔には、あなた自身の価値があらわれる。

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以前の記事で紹介したオードリーヘップバーンとココ・シャネルは同じ、特定の分野で世界的な大成功をおさめた女性だけれど、生き方はまったく違います。共通しているのは、二人とも「自分にとって大事なもの」を知っていること。

「ローモデル」なんていなくていい。自分らしい道を切り開いていくには、自分の内側をしっかり見つめることが大事だと二人の生き方が教えてくれます。
 


 

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