ご自身の表現スタイルを見つけたい方へ
唯一無二の感性を引き出すお手伝いをいたします
こんにちは。ブログにご訪問いただき、誠にありがとうございます!
フリーランス編集者の坂本ミカです。
編集やライティングのお仕事を行うと共に、これまでの経験を活かしてライティングサポートを始めました。
「心をゆるめて、感性の扉を開く」をテーマに、その人自身が持つ本来の魅力や伝えたい想いを引き出し、形や言葉にするセッションや執筆のお手伝いを行なっています。
略歴
坂本ミカ
フリーランス編集者・ライター
自らの感性を活かした表現で、世の中へ貢献したい!と願う方を対象に、言語化や発信、コンテンツ作りのサポートを行う。一人ひとりが持つ感受性を炙り出し、心の深い部分に光を当てるのが得意。
長年の編集者経験で培った洞察力や観察眼を活かした対話を心がけている。
情報誌やWebサイトなどメディア制作歴16年。過去には、旅行会社の会員向け会報誌担当、制作会社の編集者・広告制作として従事。2011年にインターンシップで渡米。現地邦人向けフリーペーパーの制作会社で編集者兼営業として働く。インタビュー経験多数。
副業や趣味でも、Webライター業やブログ構築に着手。Web記事100本、ブログ記事450本、エッセイ・コラム200本を短期間で執筆。
2020年秋、ライティングサポート事業をスタート。初めて開催したセミナー及び講座にてフリーランス業と合わせて月商7桁を超える。
普段はフリーランスの在宅編集者・ライターとして、場所や時間に縛られない働き方を実現中。
大手雑誌やプラットフォームの文章コンテストで複数の受賞歴あり。プライベートでは二人の男子のママ。
自己紹介
16年ほど編集やライティングの仕事に従事し、在宅編集者として働きながら、今は自分のビジネスを立ち上げています。
こうして起業の形を取るのは2回目です。
1回目の起業を通して得た学び、プライベートの大きな出来事、自分自身のコンプレックス、編集者として最大限できること。これらが重なり合い、ライティングサポート事業は誕生しました。
スキルの押しつけだった1回目の起業
20代から30代前半にかけては、情報誌やフリーペーパーの編集、制作、営業に従事していました。そこでみっちりノウハウを学び、Webサイトや自分ブログへキャリアを展開させていきました。
初めて起業したのは今から数年前。当時、海外育児と企業勤めを両立させる難しさを痛感していた私は、「在宅の働き方」を模索し始めました。
そこで、Webライターを目指す方を対象とした添削サービスを開始。
メルマガを始めたり、サービスを販売したり、自分なりに試行錯誤しながらやっていましたが、思うほどに売上は伸びませんでした。
起業コンサルもつけていたので、その頃は「どうしてなんだろう」と不思議に思いましたが、今ならハッキリ分かります。
ただ自分のできることをパッケージしていただけで、お客様について深く知ろうとしていなかったからです。
さらに、私はブログやSNSで自分を出すことがとても苦手でした。自己開示が全然できなかったのです。
それでも何とか形にしようと奮闘していたところ、仕事観や人生観を変える大きな出来事が起こりました。
息子の体調不良、私が大切にしたい物は?
ある日、預け先の保育園へ長男を迎えに行くと、先生と手を繋いで出てきた彼の様子がおかしいと気付きました。ずっと俯いたままで、顔に生気がありません。
家に連れて帰るや否や、息子は床に倒れて動かなくなりました。これはただ事では無いとすぐに病院に連れて行きましたが、原因が分からないと言われました。
ひたすら検査が続きます。当時まだ2歳。小さな体には注射痕がいっぱいです。食べない飲まない状態だったので、3日目には脱水症状を起こしかけました。
大学病院にまで通い、結果として脳と血液の数値にやや気になる点が見つかりました。
幸い、彼自身は2週間ほどで元気になりましたが、今でも原因はまだ分からないままです(その後、一年ほど経過観察を続けました)。
この出来事をきっかけに、私は自分にとって本当に大事なものを考え始めました。
出てきた答えは、「家族との時間」でした。
添削サービスはストップ。仕事もすべてやめて専業主婦になりました。仕事よりも家族を何よりも最優先して暮らす日々を過ごします。
子どもたちと遊ぶ、夫の仕事を支える、料理を丁寧にする。ずっと仕事や自己実現に囚われていた私にとって、とても貴重な時間でした。
自分を出せなかった人間が文章を書いてみたら
冒頭にも書きましたが、私はブログやSNSで自分を出すことがとても苦手でした。自己開示が苦痛で仕方なかったのです。
そこで、この機会に練習としてプラットフォーム「note」で、長めの日記やエッセイを書き始めました。
長らく編集者をやっていた私にとって、いつも文章を書く対象はヒトやモノでした。だからこんなに自分について考えるのは人生で初めての経験だったと思います。
noteは、基本的には黙々と書いていました。誰と交流するわけでもなく孤独に。
しかし、半年ほど経ったある日、そんな孤独な人間に転機が訪れます。
当時、私は2ヶ月ほどnoteを毎日更新していました。また、書くと同時に
他の人が書いたnoteを読んでいました。
それらの文章に元気をもらうことが多かったので、そんな内容をnoteに書いたところ…まったく知らない方から
「私もミカさんのnoteに、癒されたり、気づきをもらったりしています」
とコメントをいただいたのです!
自分の気付かないところで、こうやって読んでくださったり、心に留めてくださったりする人がいるのだと、飛び上がりたいほどの喜びでした。
私にとっては、これが大きな転機となります。
ニュース性や有益さがある情報じゃなくて、「私が個人的に思うことを書いてもちゃんと誰かに届くんだ!」
という実感を心から得ることができたのです。
自分を出せないのは、自信がなかったから
過去や現在の印象的な出来事を一つひとつ文章の形にしていく。書くことを通じて自分をどんどん掘り下げる作業は楽しい時間でした。
すると、自分でも気付かなかった自分にぽろぽろと出会えました。
それと同時に、いろんな人が書いたいろんな作品を読みました。
文章って人柄が出るものだと思います。それは個性とも言い換えられます。
実は、私自身「自分には個性がない」とずっと悩んできました。
幼い頃からこれといって何かを極めた経験がなく、一つのスポーツや習い事に熱中できる人をずっと羨ましく感じていました。
つまりは自己開示の壁になっていたのは「自信のなさ」だったのです。
だからこそ、個性を生み出すために、編集のような特殊な職業に就いたり、海外生活にチャレンジしたり、ちょっと変わった人生を歩もうとしたのかもしれません。
でも、たくさん文章を書いたり読んだりを繰り返していくうちに、個性は外側で取り繕うものではなく、内側から溢れるものなんだと気付きました。
それは編集者の仕事の一つでもあるインタビューとも通じるところがあります。お話を聞いていると、必ずその人ならではの魅力が見えてきます。
さらに、私は今後進みたい方向性をぼんやり描き始めました。
編集者は、ヒトやモノから唯一無二の魅力を炙り出し、言葉や文章にするのが仕事。私と同じように、自分を出すのが苦手な方のお手伝いがしたい。
これこそが私の使命なのかもしれない、と考えるようになりました。
夫の入院・集中治療室行きが再び転機に
専業主婦になって1年10ヶ月ほど経ち、再び転機が訪れます。
日本へ出張していた夫が病に倒れて、集中治療室へ運ばれてしまったんです。診察結果は「ウイルス性髄膜炎」。
病院に運ばれたのが少しでも遅かったら、命を落としていたか、大きな障害が残ったそうです。
夫の様子がおかしいと気付いて真夜中に救急センターへ連れて行ってくれた彼のご家族には本当に感謝しています。
その頃、幼い子どもたち二人とアメリカに残っていた私は、一ヶ月ほど3人で暮らしながら色んな考えが頭を巡りました。
ちょうど彼が旅立つ2週間前から、仕事復帰に向けてほんの少しだけ動き出したタイミングでした。
私の父は幼い頃に病気で亡くなっています。当時、母は一人で兄と私を育てていました。
その後に再婚して、新しい父となった人にはとても可愛がってもらいましたが、私の中で「働くお母さん」は強烈な印象として記憶にあります。
その記憶と夫の入院が重なって見えて「家族に何かあったら自分が支えられるようになりたい」と思いました。
長男のときの同じ。私にとって大きな転機は、家族と向き合ったときに訪れるようです。
2回目の起業は、お客様に寄り添う仕事を
まずは半年ぐらいかけて編集やライティングの仕事を得ていきました。そして、復帰当初からもう一度チャレンジしようと考えていた起業の道を改めて歩み始めます。
「自分の経験とスキルで誰かのお役に立てないか」と、セミナーをきっかけに知り合いが開催する起業塾に参加。
イロハを叩き込んでもらいましたが、どんな方に向けてどんなサービスをするか、肝心のコンセプトが長らく決まりませんでした。
ここで思い出したのが、
「編集者は、ヒトやモノから唯一無二の魅力を炙り出し、形や言葉にするのが仕事。私と同じように、自分を出すのが苦手な方のお手伝いがしたい」
という想いです。
そこで、
・心の中に眠っている想いを形にしたい
・もっと自分の心に沿った言葉を伝えたい
・私らしい文章で自信を持って発信したい
こんなお悩みを一緒に解消するサービスをスタートさせました。それが現在のライティングサポート事業です。
初めて開催したセミナーや長期講座はおかげさまで大好評。その方自身が持つ感受性を育み、魅力を開花させる研究を続けています。
メッセージ
情報過多の時代、いろんな方法論やノウハウに溢れています。吸収するのは素晴らしいことですが、合わないものを取り入れたせいで、逆にご自身の想いが見えづらくなってしまうケースも。
セッションやワークショップでは、脳科学や心理学を取り入れた対話をじっくり行い、その方が持っている発信の源のような部分を見つけていきます。
私だからこそ伝えられる言葉がある、私らしく表現できるって楽しい!と思えるように。ぜひ一緒に発信の土台をしていきましょう。
ワークショップでお会いできるのを楽しみにしています。