脱・ブランディングの法則?

ちょうど一年前ぐらいのこと。

私はわかりやすくパンクしてしまいました。

子育てという大きな任務がある中、仕事をガツガツやって、習い事(作詞講座etc)もやって、英語も勉強して…と欲張っていたのですが、ある日、本当に手がパタリと止まってしまったんです。「もう無理」と。

そこから、お仕事を減らしたり、習い事をやめたり、英語学習は10分でもOKにしたり、負荷をがつんと減らしました。

素敵な自分になりたくて、始めたときはわくわくしていたはずが、いつのまにか「やらなきゃ」と心の重荷になっていた。そういう部分をとにかく手放していきました。

お仕事で大切にしたいのは、ご縁をいただいたお客様のお悩みにどう力になれるかだったので、新しい取り組みは動きは保留にして目の前のことに向き追うと思いました。

そこから何ヶ月も経って。少しずつ余裕ができたせいか「発信は、やっぱり楽しい」という気持ちが戻ってきました。そんな中で初めて書き上げたのは、好きなバンドのライブ感想。なんと6500文字。偏愛です。

このブログでお伝えするには躊躇うぐらいビジネス色が薄い、むしろゼロなのですが(笑)、でも、楽しい!!!と心から思うし、私がライティングのお手伝いをするにあたり、大事にしたいのはここなんだなとも改めて感じました。

誰や何が好きだとか、こんな考え方もあるとか、買った物がすごく良かったとか、物事をこう工夫したとか、それは一見どこまでも個人的なことかもしれません。でも、思いもよらぬところに、その発信を楽しんでくれる人がいるものです。

何より、発信している本人が楽しんでいるから、気分が上がる。エネルギーが発光する。

対象が芸能人じゃなくても、たとえば、本、料理、ガーデニング、運動と何でもよくて、などなんでもよくて。

好きなことを書く。これもいわば「推し活」の一種であり人をご機嫌にするなぁと感じた次第です。

究極、人間関係の平穏や世界平和につながるのでは??

なんて、結構まじめに考えています。好きや楽しいがベースになると「発信しなきゃ」→「発信したい」になるので、しぜんと続きますよね。

これから発信したいけど、何がいいだろう?

そんなふうに手探り中の方は一旦ブランディングを度外視して心の感覚をベースにやってみると、本当にやりたいことや方向性が見えてくるかもしれませんね。

by
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です