「自分を出すのが苦手な人」のブログ構築法とは?

ブログやSNSに関するご相談を聞いていて、意外と多いお悩みが「自分をどう出せばいいかわからない」という内容です。

もともと人前に出るのが苦手だったり、コツコツ作業をしたい職人気質だったり、どちらかというと裏方が好きな方に多い印象。

このお悩み、とてもよくわかります。なぜなら私がそうだからです。

そんな人はどうやってブログやSNSを続けたらいいのか?という点について思うことを書きます。

ブログに手応えが全然なかった時代

私が最初にブログを書いたのは友達から紹介してもらった「アメブロ」でした。2009年ぐらいです。

今もお付き合いのある、カフェやお花など可愛い物が好きな女の子から「一緒にやろうよ」と勧められて始めました。

彼女の投稿には、いつも華がありました。毎日手にするものがときめきに溢れているし、選ぶ彼女自身もキラキラしているんです。

一方で、当時の私は地味一色(笑)

旅行関連の情報誌を作っていたので様々な観光地には出かけていましたが、

発売前になるまで何も言えない。
移動が多い仕事なので週末はクタクタ。
漫画を読むか、映画やドラマを観るか。

ブログに映えない…。書くことがない…。

だから、アメブロはあんまり長続きしませんでした。

その後、海外へ渡るタイミングでフェードアウトして、キラキラ感の少ないライブドアブログへお引っ越ししました。

再びぽつりぽつりと書いていましたが、いまいち手応えがなく…。

実はブログ、全然向いてないな〜と思ってたんです。そんな調子だからもちろんアクセスは増えず、交流もほぼない状態でした。

書けない裏に潜む抵抗感(ブロック)?

そんな私に、カチッとスイッチが入ったのは産後、企業勤めができなくなってからです。ブログを何とかお仕事に繋げられないかなmと思い始めたことがやり方を見直すきっかけに。

でも、これまで楽しめなかったんだからまた息切れするのは間違いない。

だから、まずはなぜブログを続けられないのか?自分の中にある抵抗感(ブロック)について考えてみることにしました。

仕事は情報誌の編集者です。一見似たような内容だと感じませんか?

ブログぐらい、さくっと書けるんでしょう。
周囲にもそう思われているし、何より自分も始める前までそう思っていました(笑)

だが、書けない。なぜ…?

自分を出せないなら情報をとことん出す

ブログのセミナーやオンラインサロンにいくつか参加してみて、ようやく分かったのが「私、自分を表に出すのが苦手なんだ!」という冒頭にも書いた事実でした。

これこそが編集の仕事との違いなんです。

当時勤めていたのは旅行情報誌。主役はその名の通り「情報」です。

私の場合、具体的に言えば、「観光地紹介」とか「飲食店レポート」とか街や施設の魅力を語るものでした。

ここに、私個人の話なんてまったく要りません。むしろ、個人の主張が出てはダメ。あくまで主役は情報だったり、取り扱う内容だったり、します。

だから、むしろ「編集者」という職業自体が壁だったんです。

これに気付いたとき、自分の中でふに落ちて「あーーーーー」と変な声出ました(笑)

なんかスッキリ。

そして、こうも思いました。

だったら、

「自分を出すのが苦手」だからこそできるブログの作り方を模索しようと。

つまりは、

情報>>>個人

と比重バランスを変える。

それまでは「自分を出さなきゃ」と半ば強迫観念のように思っていたのが、これを意識するだけで随分と楽になりました。

そんな中、ブログを書きながらまたまた気付いたのは

いくら情報をメインに扱ったとしても
書く中で、自ずと個性は出るなぁ…ってことでした。

先日、ある文章講座に出て聞いた話ですが、

これまでの仕事や生き方に誇りを持っている、いわゆる「職人肌」の方のほうが、自分”を出しにくい傾向にあるようです。

なんだか納得。

だって仕事とか、環境とか、目の前にあるものを見つめて、より良くしようと必死になって頑張ってきたんですもん。

でも、そんな人だからこそできる発信が、絶対にある。

「個人」と「情報」のバランスを整える

それには、

自分をゴリゴリ前面に出すのが苦手でも

あなたが持っているものを
価値(コンテンツ)に変えて
求めている人に届けられる

その方法を知ることが大事です。

しかもこれはブログだけじゃなくて、メルマガとか動画とか他のSNS発信、全般に活かせる考え方だと思っています。

もし、ブログをやっていて自分を表に出すことに抵抗がある方は、「個人」と「情報」バランスの後者に比重を置いてみてください。

抵抗感が薄れると思います。

 

ブログや発信が続くマインドを整える!
コツやヒントをメルマガでお届けしています。

メルマガ登録はこちら

by
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です