文章の上手い人がやっている極秘練習法
誰かのブログを見て羨ましいと感じたり、自分には個性がないと悩んだり、そんなふうにお悩みの方は多いです。
以前の記事では、編集者経験で感じた
誰一人として同じ文章を書く人はおらず、個性は全員にあるよみんな個性があるよ
そんなメッセージをお伝えしました。
それと一見矛盾するような話を今日は書きます。
読んで、ストックして、〇〇する
私は職業柄「どうやったら文章がうまくなりますか?」という質問をよく受けます。
それは私も知りたい…!心の中で思ったりするんですが(笑)、自分自身が心がけている習慣といえば
まず一つ目は、とにかくたくさん読む。これに尽きるでしょうか。
良い書き手は、良い読み手でもあります。読む本は、小説、エッセイ、コラム、ブログ、なんでもいいです。でも、ざっと流し読みするだけじゃなく、「自分の心がどの部分で動いたか観察する」これがポイント。
心を動かされた文章をどんどんストックしていきます。
で、その文章の中から、こんなふうに書いてみたいなぁと憧れる理想のスタイルを選びます。おそらく皆さんにも「この人のブログが好き」そう憧れる方がいるのではないでしょうか?
その人の文章を真似してみましょう!という教えを時々耳にしますが、自分の文章を「その人風に書く」のはかなりハードルが高いです。
個人的な経験だと、ぐらぐらした不安定な文章になります(笑)
そこでおすすめする方法が「写経」です。
仏教のお経を書写する、あれですね。
同じやり方で、憧れの文章を、そっくりそのまま書き写す。句読点も全部です。
繰り返していると、その方の文章の「特徴」や「癖」がだんだん見えてきます。このぐらいの分量で出来事を語っているなとか、ここから気付きのパートだなとか、自分にとって心に響く文章の流れを掴むんですね。
一人じゃなくて複数の人を対象に写経してみると、いろんな文章の書き方が体得できます。
書くこととスポーツの共通点
スポーツも似ていると思うんです。
野球のバッターやフィギュアスケートの選手にはフォームがありますよね。
結果を出している人がどんな姿勢で打ったり滑ったりしているのか、上手くなりたいと思っている人は観察してみるはず。
写経なんかしていると自分の個性なくなるのでは?と思うかもしれませんが、まったくそんなことはありません。
むしろいろんな要素を取り込み、自分なりに解釈して活かすことでオリジナリティが磨かれていきます。
これは私のライティング仲間も実践、おすすめしている方法です。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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