読者への印象が変わる!文章の「黒い・白い」をコントロールしよう

先日、知人から「お仕事に関する記事を書いたので読んでみて欲しい」と相談を受けました。

あるWebメディアへ掲載する記事で、先方に提出する前にチェックして欲しいとのこと。

パッと読んですぐに思ったことが「ちょっと黒いな」でした。

ブログやメルマガを書いていて、どこか堅苦しい印象から抜けきれない方は、ぜひ漢字使用率を意識してみてください。

文章における「黒い」「白い」とは?

メディア業界では、 黒い」=漢字が多い
「白い」=ひらがな・カタカナが多い
と表現します。

次の二つを読み比べてみてください。

***

(1)先週末、私は友達と食事へ出掛けました。レストランは混雑していましたが、1時間程待つと入店できました。

(2)先週末、わたしは友達とランチへ出かけました。レストランは混んでいましたが、1時間ほど待つと入店できました。

***

(2)の文章のほうが読みやすく感じませんか?

具体的には、

私→わたし
食事→ランチ
出掛けました→出かけました
混雑して→混んで
程→ほど

に修正することで漢字を減らして、文章がやわらかい印象になるように心がけました。これに正解・不正解はなく、あくまで印象を変える程度の調整です。

漢字使用率の目安は?

文章の中にどれぐらい漢字が含まれているかというのを表す指標が「漢字使用率」です。

目安は、記事が掲載される媒体によりますが、一般的に「20〜30%」。多くても40%ぐらいが限界です。

ちなみに前述した例の漢字使用率は、(1)36% (2)20%です。

漢字使用率は、30〜40代の男性をターゲットにした金融や医療など難しい専門用語が出てくるサイトなら高めですし、10〜20代の女性をターゲットにした恋愛やファッションなど生活・娯楽系のサイトなら低めになります(あくまでも一般的な話)。

漢字使用率は「低め」がいい

最近は特にスマホから記事を読むひとが多いので、記事を開いたとき必要以上に漢字が多いと難しい印象を与えてしまうようです。

書いたものを遠目で読んで「黒い」と感じたら、どこかひらがなやカタカナに変換できないかチェックしてみてください。

読みやすさが格段にアップします!

 

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