心に刺さる言葉はどうやって生まれるのか?

前回のブログで、「私はこういう発信をする人」と最初に決めてしまおうという話をしました。

「私なんか」が口癖だったけれど、今年は変わりたい

少し補足になりますが、決めたからと言って、もちろん永遠にそのテーマで書くわけではないです。むしろ、流動的に変わっていく。

書くことは思考のアウトプット。改めて自分について知る機会が多く、気付きも変化も起こりやすいからです。

見つめるのは「強み」よりも…

起業のスタート時には、自分だけが持つ「強み」を考えますよね。

私も同様に頭を悩ませました。キャリアであれば編集やライティング、その他は、海外在住とか?みたいなところからスタートして。文章術やブログの作り方を伝えたらいいのかな…と考えていました。

そこで、大きな壁にぶつかります。「私より語れる人いっぱいいるよね?」「文章術もブログの作り方も本を読めばいいのでは?」って。良い本たくさんありますし。

でも、この辺りで悩んでいると「メッセージを届けたいお客様」がぜんぜん見えてきません。だから、私も始めた当初はメルマガやブログがまったく書けずにすごく苦労しました。

キャリアや経歴から強みを探すのは間違い…ではないけれど深掘りが足りなかったようです。

ある日、自分の強みを探すのではなく、もっと人間の部分というか、逆に「悩み」持つ上で、自分は何に悩んできただろう?と、思いを巡らせてみたんです。

私の場合、そこで出てきたのが

「自分のことが書けない」「自分を出すのが苦手」

という、悩みでした。

でも、そんな私でも、今では随分と書けるようになったし、顔出しせずともビジネスは成立しました。

だから、「できるようになった過程」こそが強みなのでは!と気付いたのです。同じように「自分のことが書けない」「自分を出すのが苦手」方々の悩みに寄り添えるな、と。キャリアや経歴を使って。

「昔はできなかったこと」に注目する

このブログの読者さんはキャリアも経歴も豊富な方が多いです。伝えられる素材はいっぱいある。

もし、何を?誰に?でお悩みの方はそういった経験に付随する苦労した点や
改善した点、つまり「昔はできなかったけど今はできること」に注目してみてください。

昔の自分と同じ悩みを持った人は必ずいますので、そういう方々を救えるようになります。言葉がピシッと刺さるようになる。

そしたら「私だから語れる文章術」「私だから作れるブログ」に興味を持ってくださる方が現れるわけです。

こういう部分が本当の「オリジナリティ」と言えるのかもしれません。

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